誰が優先?①


お客様の応対をしているとき、ほかのお客様から「すみません」と声をかけられることがあります。このようなときには、接客中のお客様を優先するのが原則です。特に、込み入った話をしているときや、もう少しでお買い上げというときには、あとのお客様に「はい、次にお伺いいたしますので、少々おまちいただけますでしょうか?」と言って待ってもらいます。ただし、この時にあとのお客様にも、不快な思いをさせないように気を配らなければなりません。入店時は「いらっしゃいませ」と笑顔で挨拶し、あとのお客様の存在も視野に入れていることをさりげなくアピールしておきます。手が空いている販売員さんがいる場合は、すぐに引き継ぎます。この場合、接客中のお客様には「すぐに戻ってまいりますので、少々お待ちいただけますでしょうか?」と許可をとり、あとのお客様には「別の者がすぐにお伺いいたしますので、少々お待ちいただけますでしょうか?」と声をかけましょう。引き継ぎが終わり、先のお客様のところに戻ったら、「大変お待たせいたしました。先ほどの○○のお話でございますが…」と前の話の続きを始めると、スムーズに話が展開します。お客様は、″待たされている″感を感じたとたんに、その時間が苦痛になります。店内をご覧頂いたり、パンフレットや雑誌など目線が退屈にならない工夫をしましょう☆★☆

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