顧客メモは”財産”です


何回か行ったことのあるお店にふと入ったとき、「いらっしゃいませ、○○様。ご無沙汰しておりましたが、お元気でいらっしゃいましたか?」などと声をかけられると、つい嬉しくなってしまうものですね。特に買うつもりがなかったとしても、「○○様が好きそうなお品物が、先日入荷したばかりなんですよ☆」などと言われると、思わず買ってしまいたくなります(笑)。このように、何度も来店してくれる「常連客」のお名前や好みを覚えておくと、お客様の信頼度は確実にアップします。これによって、「またこの販売員さんから買おう!」という気持ちが生まれ、次回の来店につながるからです。しかし、一日何十人と来るお客様のお名前を暗記するのは至難の業。そこで大活躍するのが”顧客メモ”なのです。お客様の情報をメモに残し、そのお客様が来た時にすかさず確認するのです。書く内容は、お名前やお住まい、連絡先や誕生日、外見の特徴、商品の好み、購入履歴など、誰が見ても分かる内容であること。情報は店スタッフ全員で共有しましょう。個人情報になるので、扱いは厳重に。リピーターのお客様か、初めてのお客様かわからない人に対しては、思い切って「いつもありがとうございます」と声をかけましょう。お客様の中には「何回も来てるんだから、顔くらいは覚えていて当然!」と思う人もいるからです。もし初めてのお客様でも、このような挨拶をされて悪い気持ちになる人はいません。迷った時には常連客として扱うようにします。常連客は、お店が生き残っていくための財産です。”あなたに任せたい!”と思っていただける信頼感を深めましょう☆★☆

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