売り込むのは「自分」です


顧客様達は、新しい商品や仲の良い販売員さんに会いにお店に来てくださいます。お客様に商品説明するときには、商品の長所から積極的に話すのが一般的です。しかし、その商品に欠点がある場合は、その部分を包み隠さず伝えることも、お客様の信頼を得るうえでは重要です。もし、あなたがお客様の立場に立ったとき、商品の良い部分だけを強調し、欠点には一切触れない販売員さんに対して好感が持てますか?どんなにきれいな言葉を並べても、ただ売上を伸ばすことが目的なのではないかと疑ってしまいます。確かに、欠点を正直に告げれば、お客様はその商品を買わないかもしれません。しかし、悪いところを正直に「悪い」と言ってくれる販売員さんは、お客様にとって貴重な存在です。これがきっかけで「次回からはあの誠実な販売員さんから買おう!」と思うようになる可能性もあるからです。例えば、お客様が購入を迷ってるときに、「実は、今週末に新商品が入荷してきますので、もし迷っていらっしゃるようでしたら、そちらをご覧になってからお決めになってはいかがですか?」などと、お店の情報をこっそり伝えます。「自分だけに教えてくれた♪」という優越感につながります。接客の目的は、お客様に商品を買ってもらうことではなく、お客様に満足して帰ってもらうことなのです。目先の利益を捨てることで、そのあとの長い信頼関係が始まるのであれば、″あえて売らない″ことも選択肢の一つです。商品をアピールするのではなく、″自分の人柄″をアピールして、ファンを増やしていきましょう☆★☆

営業・販売員向け研修

売上向上のためには、「売れる店」体質になることが必要です。接客マナーやコミュニケーション能力などを見直してみませんか?

TEL.03-5954-1357
お問い合わせフォーム