スピードよりも的確さ


レジ作法について、皆さんのお店や会社でマニュアルやルールが決まっていると思いますが、レジ作法上のミスはどうして起きてしまうのでしょうか?お客様が商品購入を決めた後の流れについて解説します。①商品を預かる→レジで会計をしてもらう場合は、商品を受け取り、「ありがとうございます。お会計はあちらになりますのでご案内いたします」とレジの方に誘導します。②預かった商品をチェックする→○○と△△の2点でございますね?」「こちらはMサイズでございますがよろしいでしょうか?」などと、サイズや数に間違いがないかどうかお客様に確認します。ここで、商品にキズや汚れがないかもチェックしましょう。③会計金額を告げ、代金を預かる→「××でございます。ありがとうございます。」と合計金額を伝えます。場合によっては、ここで、「お支払方法はいかがなさいますか?」と聞きます。現金でお支払いの場合は、「ありがとうございます。××円お預かりいたします。」といって代金を受け取ります。この時のポイントは、金銭はカルトン上で確認することです。④つり銭とレシートを渡す→「お待たせいたしました。××円のお預かりでしたので、××円のお返しでございます。お確かめくださいませ。」とつり銭とレシートを一緒にカルトンに並べ確認します。⑤商品をお包みする→お客様が購入された商品は、”お品物”ですので特に丁寧に扱います。お客様が見ているからといって、慌ててお包みすることはNGです。お手持ちのお荷物があった場合は、「お荷物も一緒におまとめしますか?」と一声かけましょう。⑥商品を渡す→お客様がつり銭やレシートをしまったのを確認してから、商品は両手で渡しましょう。この流れが基本のレジ作法です。金銭授受が行われる箇所でもあるので、何度も確認することが大事です。絶対に慌てないこと!レジ作法は、スピードよりも「的確さ」が大切になってきます。

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